ふぁぼボタン


ふぁぼ廃と開発者のための mbed LPC11U24 互換のUSB開発キット
ふぁぼボタンのサポートページです

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大切なおしらせ(2015/11/04追記)

いつもふぁぼボタンをご利用いただきまして,誠にありがとうございます.
2014年より皆様に親しんでいただいておりましたふぁぼボタンにつきましては, 2015年11月3日24:00をもちまして,をtwitterの突然の改悪仕様変更により誠に遺憾ながら全てのふぁぼサービスが終了となりました.
サービス終了に伴い,2015年11月4日をもちまして,webクライアントによるふぁぼのご利用ができなくなっております.
ご愛用いただいておりましたユーザ様におかれましては誠に申し訳ございませんが,「いいね(like)」サービスをもって変えさせていただきます.
なお,ご利用いただいておりますふぁぼボタンにつきましては,キーバインドの変更を行うことにより引き続きご利用いただくことが可能となっております.
つきましては,下記「ふぁぼボタンの設定方法」をお読みいただき,「いいね」のショートカットキーである'L'を登録していただくことにより「いいね」が可能となります.
大変お手数をお掛けしますが,ご理解の程よろしくお願いいたします.


ふぁぼボタンとは

twitterでRTされまくった あのデバイス です.
ほんとうは,mbed LPC11U24 互換のボードを内蔵したUSBデバイス開発キットです.


mbedまつりでの展示

初期状態でPCに接続すると,
「キーボード」「マウス」「メディアコントローラ」「汎用HID(設定用)」
の4デバイスとして認識されるサンプルアプリケーションが書き込まれています.

つまり,

PCやタブレットとUSBで接続し,ショートカットキーを発行することで
ふぁぼる事ができるボタン(物理)です.


ふぁぼボタンの設定方法

PCとふぁぼボタンを接続するためのUSBケーブル(A-miniBタイプ)が必要です.
同梱していないのでお手持ちのものを利用するか,お買い求め下さい.

初期状態では,ボタンが押された時にキーボードから"F"キーが押されたことになっています.
これを普段お使いのtwitterクライアントやその他のアプリケーション向けのショートカットに変更するには,以下のツールを使って下さい.
CAD等でよく使うショートカットキーとか,キーストロークを登録すると便利かもしれません.

PCと接続してから,ふぁぼボタンを設定するやつを起動します.
ふぁぼボタンを設定するやつのダウンロードはここから
favUtil.zipをダウンロードしてください
(.Net Framework使用.Windows7/8にて動作確認)
選択できるデバイスは,キーボード,マウス,メディアコントローラの3種類で,それぞれの合計が6つまで登録できます.
(キーボードなら6文字までストロークとして登録できます)
キーボードのキーコードはHIDのusageを参照して入力することにより,特殊機能キーも設定可能です.
キーコードはP.53参照:[PDF] Universal Serial Bus HID Usage Tables - USB.org


①デバイス一覧更新ボタン

ふぁぼボタンを抜き差しした時に押して下さい.
[デバイス選択]コンボボックスが更新されます.

②デバイス選択コンボボックス

接続されているふぁぼボタンが表示されています.
ふぁぼボタンは一台のPCに複数台接続できるようになっています.
設定するふぁぼボタンの番号を選択して下さい.
(一台のみの場合は自動的に選択されると思います)
選択されたふぁぼボタンは点滅するので複数台のふぁぼボタンがあってもわかるようになっています.

③送信コマンドリストボックス

ふぁぼボタンに登録するコマンドの一覧です.
最大6のコマンドを登録できます.
登録したコマンドは上から順次送信されます.
[追加]ボタンと[削除]ボタンでコマンドの追加と削除ができます.
コマンドの内容を変更した時は,その都度[適用]ボタンを押して適用して下さい.
そのまま別のコマンドを選択すると元に戻ってしまいます.

④コマンド設定

まず「キーボード」「マウス」「メディアコントローラ」のいずれかからコマンドを送りたいデバイスを選択します. 続いて,枠内から動作をとして登録するキーを選択又は入力します.キーボードの場合はShiftやCtrl,Altのキー修飾(同時押し)ができます.

⑤設定書き込みボタン

登録するコマンドを準備したら[設定書き込み]ボタンを押してふぁぼボタンに書き込みます.
書き込んだコマンドはふぁぼボタン内部に記憶されるので抜き差ししても設定が保持されます.


ボタンを押しても反応が鈍い時は(上級者向け)

チップ部品のはんだ付けができる上級者向けです.難しいと思われる方はtwitter等で連絡を下さい.

ふぁぼボタンを分解すると,中にはmbed互換基板と近接センサ基板があります.


センサ基板回路図

近接センサ基板に乗っている2つのチップ抵抗のうち,3.3kΩを10kΩ程度に交換すると反応が良くなります.
フォトリフレクタとボタン部分のバラつきによってはVIL(MAX)に引っかからない場合があるようです.


開発キットとして使いたい場合



mbed互換ボードの回路図やソース,ドキュメントをgithubにて公開しています.
プロジェクトページを御覧ください.